2019年2月23日(土)、宮崎県日南市で「創客創人・子どもの未来応援シンポジウム」(主催:日南市)が開催されました。

日南市では、平成28年度に策定された「子どもの未来応援プラン」に基づき、深刻化する子どもの貧困対策の一環として学校や地域と連携。さまざまな職業、人材との触れ合いを通じて、自由に夢を描ける機会の創出、自己肯定感を育む体験活動を推進してきました。

今回のシンポジウムでは、第1部で市内3高校の生徒が「高齢化問題、農業、障がい者福祉」など政策課題の研究成果を発表。第2部では、宮崎大学地域資源創成学部講師の土屋 有さんコーディネートの元、崎田市長と日南市で助産師をされている堀田 江理さん、そして、2018年11月より日南市と連携して「日南市 夫婦会議推進プロジェクト」を実施しているLogista株式会社の共同代表 長廣百合子(妻)と長廣遥(夫)がゲストとして登壇し、「望まぬ妊娠を無くす性教育」や「産後の危機」「夫婦会議(夫婦の対話によるコミュニケーション)」などについて解説。そう遠くない将来に人の親になるかもしれない高校生たちも一緒になって、子育てやパートナーとの信頼関係づくりについて考えてもらう場を創っていきました。

子どもたちの未来のために必要なこととは?
今、わたしたちにできることとは?

親をはじめ、子育てに関わる周囲の大人たちが安心して、楽しく育児に取り組んでいけるように。子どもたちのためにより良い家庭環境、地域環境を創り出していけるように。現役パパ&ママの皆様はもちろん、これから子育てを始める方、子育てが一段落した方など、広く市民の皆様と共に「子どもたちの明るい未来」に向けて知恵を巡らせあった2時間のシンポジウムになったと振り返っています。

ご参加いただいた皆さま、主催の日南市の皆さま、本当にありがとうございました。
すべての子どもたちに、そして子育てに取り組む皆様に、素晴らしい未来が訪れることを心から願っています!

フォトギャラリー

第1部:高校生による政策課題研究発表

第2部:子育てトークセッション「子どもたちの明るい未来のために」

実施概要

■イベント名:
創客創人・子どもの未来応援シンポジウム
※主催:日南市
※講演:日南市教育委員会、日南市社会福祉協議会、日南市民生委員自動委員協議会、日南市自治連合会

■内 容:
●第一部:高校生による政策課題研究発表
《コメンテーター》
日南市長 﨑田 恭平 氏
宮崎大学地域資源創成学部 講師 土屋 有 氏

●第二部:子育てトークセッション「子どもたちの明るい未来のために」
《コーディネーター》
宮崎大学地域資源創成学部 講師 土屋 有 
《ゲスト》
日南市長 﨑田 恭平 氏
助産師 堀田江理 氏
日南市夫婦会議推進プロジェクト共同事業者 Logista(株) 長廣 百合子 氏、長廣 遥 氏

■日 時:2019年2月23日(土)14:00〜16:00
■会 場:日南市文化センター 大ホール

「日南市 夫婦会議推進プロジェクト」とは?

子どもたちが最初に触れる社会、家庭。日南市とLogista株式会社は、誰にでも起こりうる産後の危機を乗り越え、子どもたちにより良い家庭環境を創り出していける夫婦で溢れるまちを目指し「日南市 夫婦会議推進プロジェクト」を実施します。

《主な取り組み》

1、母子手帳と共に、夫婦会議ツール「夫婦で産後をデザインする 世帯経営ノート」を配布(通常2,160円で販売)

2、夫婦会議の始め方講座(5月19日/お一人から参加可能)
   夫婦会議の体験講座(6月30日/ご夫婦で参加) を開催

3、Web特設ページ(産後夫婦ナビ内)で取り組みを配信

4、子育てご夫婦に向けにアンケート調査を実施