女性が働くのも当たり前の時代。
でも、子どもをあずけて働くことに「罪悪感」ってないですか?
私は、ありました。
妊娠・出産を経てママになった自分。
専業主婦として子育てを頑張ってきた自分。
再び働きはじめ、起業の道に進んでいった自分。
全て自分で決めたことなのに、拭えない罪悪感。
「働いてらっしゃるの?保育園の子って、小学校に入って幼稚園の子に比べてガサツらしいわよ」
「幼稚園の先生なれない人が保育士になるんだってね・・・」など。
今となれば「それは誤解ですよ〜」と笑い飛ばせることも、若かったあの頃の自分にはできず…。
周囲の「子どもがかわいそう」という視線に耐えられず、一人涙することもありました。
きっとそこには、
・子どもを保育園に預けてまでしたいことなのか
・自分のしたいことで、子どもを犠牲にしていないか
そんな思いが渦巻いていたんだと思います。
この春から復職したママ、これから働きたいと思っているママ。
かつての私と同じように、罪悪感を抱えていませんか?
仕事量をセーブし、早朝の時間を活用するなど努力はしても、拭えない不安感。
何かあるたびに、落ち込み、悩む日々。
私の場合は、ちょっぴり時間がかかりましたが、娘が20歳の時にくれた誕生日のメッセージでようやく心配のこころが溶けました。
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「ママの子で産まれてきてよかった」
おめでとう!
この年でこんなに輝いてるひとは、
私の知ってる限りママが断トツのトップです。
これからも新しい事、楽しい事、
貢献できる事を追い求める、かっこいいママでいてね!
(娘に言われるまでもなく、そうだと思うけど)
ママを目標に頑張れている娘は幸せです。
けど、いつまでも私の前にいれると思うなよ
いつでも追い抜かしてやる、へっへっへ。
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前半の褒め言葉は、オチへの前ふり(笑)
でも、頼もしさと嬉しさとで胸がいっぱいになったことを覚えています。ぜひ宣言通り抜き去ってほしいです。
子育ては立派なキャリアです。
でも、外で働くキャリアが大切なママだっています。
自分の人生を自分で決める姿を、子どもたちに見せていくことは無意味ではありません。保育園での生活も、子どもたちの成長の糧になっていきます。子どもがいるからこそ「仕事へのやる気」が高まることだってあるんですよ。私自身、子どもたちのおかげで今があります。
だから、あきらめないで。
なにかのせいにしないで。
転んでも、起き上がればいいだけ!
この春踏み出した「たったひとつの行動」が、未来を切り拓く鍵になることを願っています。
続く…
イベントのお知らせ
「失敗から学ぶことや、挑戦する姿を子どもに見せることの大切さ」など、何度でもチャレンジする芯の強い子どもを育てるために、大人はどのような心構えで子どもと接していけば良いのだろう…?
体験をもとに、等身大でお話しします。ぜひお越しください^^
日 時:5月19日(金)19時〜(開場18時半〜)
会 場:ピーポート甘木 中ホール(福岡県朝倉市甘木198−1)
参加費:無料(申し込み不要)
備 考:託児無料・手話通訳あり
※託児は6ヶ月〜未就学時までとなります。
※託児は「事前申し込み」が必要です。5/9(火)までに「0946-22-2348」までお電話でお申し込みをお願いいたします。
新刊のお知らせ
前傾姿勢でいいじゃない: 子育て、起業、いま女子大生
西日本新聞出版社より新刊が出ました!(2015年10月)
「ママ明日から社長になるけん」お金も人脈もない主婦がゼロから仕事を始めました!思い立ったら即行動。とにかくいつでも前のめり。つまずいたり転んだりは当たり前。考え方を変えるだけでこんなにラクに!?太刀山流の解決ヒントと元気をあなたに。ちょっと見方を変えれば、挫折も肥やし。
「このままでいいのかな」「何やってもうまくいかない」迷ったときぜひ手にとって笑い飛ばしてみてください。
※各書店、Amazonでもご購入いただけます。
過去の記事
- もう一度働きたい!交通事故…産後訪問…運命を変えた瞬間 2015.12.02
- ママは働く!子も育つ!罪悪感を乗り越えて 2017.04.21
おせっかい隊:太刀山 美樹(たちやま みき)
・株式会社MIKIファニット代表取締役 〜0歳から芯のつよい子を育てる運動塾〜
・近畿大学講師 日本健康運動指導士会福岡県理事
・教育コメンテーター なまはげ伝道師
・九州大学経済学府生
福岡県筑後市出身。福岡大学体育学部卒業。スポーツクラブに就職するも結婚を機に退職。2人の子どもを出産後、地域で子育て支援活動をスタート。NHK福岡放送局で体操のお姉さんとして10年担当。2006年に芯の強い子を育てる運動塾「MIKIファニット」をゼロから起業。2014年、米国マサチューセッツ工科大学卒業生運営のMITビジネスプランコンテストで、審査員特別賞を受賞。「お金なし、人脈なし、知識なし、“ゼロ状態”だったから、むしろなんでもチャレンジ」と体当たりでゆるくない教育を「教育界のなまはげ」講演が人気。2015年、九州大学大学院経済学府(QBS)に入学。
《PR》FBS「めんたいワイド」教育コメンテーターや、FMコミュニティ−天神パーソナリティー、西日本新聞にて12月より健康コーナーを執筆予定。2015年10月西日本新聞出版社より新刊「前傾姿勢でいいじゃない〜子育て・起業・いま女子大生〜」