2020年1月8日（水）は、北九州市役所 女性活躍推進課主催の職員向け研修の一環で、パパ&ママのための「夫婦会議の始め方講座」を開催。子育てしながら働きやすい職場づくりに向け、乳幼児を育てるパパやママを中心に、16名（内4組8名がご夫婦）の方にご参加いただきました。

講座では、講師を務める私たち夫婦自身が、家庭と仕事の両立を巡る問題や、産後うつ・産後クライシス・離婚などの危機に直面した経験談をはじめ、リサーチを重ねてきたご夫婦の事例を交えながら、産前・産後に夫婦間ですれ違いが生じやすくなる背景を解説。

自分やパートナーがどういう状態を望んでいるのか？
何に不安や不満を感じているのか？

何かと課題を抱えがちな子育て期こそ、夫婦間で信頼・協力しあえる関係を築いていけるように。わが子により良い家庭環境を創り出していけるように。夫婦会議を行う意味や、両立のコツ、対話のコツを、ワークや座談会を交えてご紹介させていただきました。

終了後に頂いた感想では…

・自分の思いを伝えられていなかったり、逆に相手の話をちゃんと聴けていない時があることに気がつきました。ぜひ妻にもこの講座を受けてもらって、夫婦会議を始めたいと思いました！

・ちょっとこの講座は、1年後でも2年後でもまた参加したい…！と思いました。

・妻からの誘いで参加しました。自分たちの「家族の在り方」について考える機会が持てて良かったです！

・夫に誘われ参加。お互いの主張を前向きに捉えていくことの大切さを実感しました。

・詰問しないことや、受け止めることの大切さに気づきました。次はパートナーとふたりで参加したい！

・対話の手法が分かりやすく、今後の夫婦でのコミュニケーションに活かせそうと感じました！

・対話は簡単なようで難しい。でも続けていくことでより良い夫婦になっていきたい！と思いました。

・相手が理解できるように自分の思いを伝えることや、相手が何が言いたいのかを捉えるための問いかけの大切さを実感しました。夫婦の対話ってすごく大切ですね！

・臭いものに蓋をしないというのが心に刺さりました。最近遠慮しがちな部分もあったので、機会を見つけて、定期的に夫婦会議ができたら楽しそうだなと思いました！

・「なんで分かってくれないの？」「自分の意見が一番正しい」などの思いで、考えを押し付けるような話し方をしていたことに気がつきました。広い心で違いを面白がることができるようになっていきたいです！

・共働きでお互いにいそがしく話し合うことを面倒臭く思いがちでしたが、今日の講座のような気軽さを大切にしつつ、ちゃんと「雰囲気」をつくって話し合っていけたらと思いました。

・夫や夫の家族とどのように話していけば良いのかを考える中で参加。学んだ対話のコツをヒントに、自分の思いも相手の思いも大切にしながら対話していきたいと思いました。

・子ども中心の生活で、夫婦で話す機会が少なくなっていた中参加。この先も幸せな家庭であるために、たくさん話ができる夫婦ででいたいとあらためて思いました！

・結婚を控えている中、先々の育児や家事に不安がありました。お互いに価値観が違うこともあると理解し、日頃の会話だけでなく「対話」することの重要性に気づけて良かったです。

・「夫婦会議」を経て、将来的には子どもを交えた「家族会議」もできるようになっていきたい！

などのお声を寄せていただきました。
 

忙しい日々の中、夫婦でゆっくり向き合う時間をつくることが難しいと感じる時もあるかもしれませんが、「家庭も仕事も両方大切にしたい」「子どものためにも夫婦で協力し合いたい」という思いを実現するためには、夫婦で働き方や暮らし方について話し合う機会を持つことが大切です。

「"わたしたち"だからこそ話し合えること。子どものためにも話し合っていく必要があること」は、この先まだまだ出てきます。良い時もそうでない時も、夫婦で一緒に乗り越えていけるように。ご紹介した「夫婦会議（夫婦の対話）」の手法をヒントに、引き続き前向きなコミュニケーションを重ねながら、家庭も仕事も充実した子育てライフを実現して頂ければと思います。

ご参加いただいた皆さま、主催の北九州市役所 女性活躍推進課の皆様、本当にありがとうございました。すべての子どもたちに、そして子育てに取り組む皆様に、素晴らしい未来が訪れることを、心から願っています！