2022年7月25日(月)、26日(火)、8月9日(火)は北九州市役所 女性活躍推進課様主催で、子どもが生まれる予定、もしくは生まれた男性職員向けの必須研修として、『夫婦会議®︎』のメソッドを用いた「パパスイッチ研修 〜パパのためのワーク・ライフ・バランス講座〜」を開催

・育児休業を取得するかどうか悩んでいたため。

・産後の働き方・暮らし方に対する不安を払拭するため。

・家庭と仕事に対する姿勢や改善要素を学ぶため。

・上司の勧めもあり、よりパパとして成長しようと思ったため。

・産後、妻と些細なことで喧嘩することが増えてきたため。

・良好な夫婦関係を築くヒントを得るため。

など、様々な参加理由を携えた、子どもが生まれる予定のプレパパ、生まれて間もないパパが集合。
3日程で、合計77名の方にご参加いただきました。


何かと課題を抱えがちな子育て期こそ、夫婦で協力して働き方や家事・育児の協力体制を築いていけるように。パパになる・なった今、『家庭と仕事の充実』に向けて具体的なアクションが取れるように。

講師を務める、Logista株式会社共同代表で『夫婦会議®』開発研究者の長廣百合子(妻)長廣遥(夫)や、ゲストの育休経験パパのリアルトークを交えながら、

1、パパとして・夫として知るべきことを知ろう!
・講話:どこまで知ってる?産後のリアル
・トークセッション:育休経験パパのリアル

2、家事・子育て・仕事のベストバランスを考えよう!
・ワークショップ


3、『夫婦会議®︎』で話し合おう!
・講話:夫婦の“対話”を育む『夫婦会議』


4、仕事と家庭の充実に向けた次の一歩を考えよう!
・ワークショップ

の4つのステップで研修を実施。

可愛いだけではない「赤ちゃんのお世話の実態」、様々な危機と隣り合わせの「産後のリアル」をはじめ、育児期の家庭と仕事の協力体制づくりに向けた、夫婦の“対話”を育む『夫婦会議®︎』の手法をご紹介。今できる準備、今からでもできる事にそれぞれ頭を回しつつ、10時〜16時までじっくり研修に取り組んでいただきました。

アンケートや講座終了後に個別にいただいた感想では…

・夫婦関係が良くなれば仕事も良くなると思いました。妻にも受講してほしいと思うくらい、ワークライフバランスの充実に役立つ内容でした。

・これから直面する問題と対策について考えたく参加。育休は「取れたら良い」と思っていましたが「取らなければ」という思いに至りました!

・3人目の出産なので参考になるか不安でしたが、とても勉強になり、家事・育児・妻との対話に前向きになれました。背中を押していただけた気分です!

妊娠、産後の女性の状態を知り、子育ての準備やそれに伴ういろいろな判断を妻に任せすぎていたと反省。「家庭を育む」という視点を大切にして、今後に活かしていきたいです。

・育休経験パパの体験談や、同年代の父親の意見もたくさん聴けて、これまでにない考えを得ることができました。家庭のことや今後の働き方について、より考えたい意欲が湧きました。

・一つ一つの育児にたくさんのプロセスが詰まっていることを学び、先に育休を取得している妻の顔が何度も浮かびました。「妻をもっと労わりたい」と感じられました。

・育休経験パパの皆さんの体験談をじっくり聴けて良かったです!「家庭でも職場でも自分の意見を伝えることの大切さ」を感じました。もっとコミュニケーションを大切にして、自らより良い環境をつくっていきたいです。

・産後は通常の家事をするのも辛い状態と認識を改めることができました。育休取得をためらっていましたが、研修を受けて妻や子どものためはもちろん、自分のためにも取得したいと思いました。

・家事は得意ではなく妻に頼りきりでしたが、「今できないことでも練習すればできるようになる」ということが分かりました。子どものためにも、自分自身がチャレンジしてできることを増やします!

・心理的安全性を保って夫婦間で“対話”する力を養うことは、育休復帰後の職場での人間関係にも大いに役立つと思いました。

妻の判断に任せることが妻のためになると思っていたが、「思考のワンオペ」という話を聞いて、そうではないことに気付きました。自分も主体的に調べ、ふたりで意思決定していきたいです。

などのお声を寄せていただきました。

また、講師のナガヒロ夫婦に関しても…

・普段は座学研修が苦手で眠たくなってしまうのですが、そんな暇などないほど楽しかったです!

・講師のナガヒロ夫婦のやり取りがとても面白かった。夫視点、妻視点の話を両方聴ける。妻とふたりで聴いてみたいと思いました。

・妻と一緒にもう一度受講したい!講師のナガヒロ夫婦自身が「家事育児を楽しみながら協力し合っている様子」が何より学びになりました。

・実際に子育てをされている講師の方なので参考になりました。体験談を交えた1つ1つの話がリアルで、非常にわかりやすかったです。

・講師のナガヒロ夫婦の「産後の危機エピソード」を聴く内に、自分の中での不安やストレス源が言語化されていきました。大事なのは夫婦間での対話、『夫婦会議』。自分たち夫婦も、しっかり話し合っていきたいと思います。

など、嬉しいご感想を多数頂戴しております。ありがとうございます!

夫と妻の関係に、父・母という親としての役割が加わる時期だからこその葛藤を、パパもママも一人で抱えることの無いように。子どもが生まれてからも、仕事と家庭を充実させられるように。研修でご紹介した夫婦の“対話”を育む『夫婦会議®︎』の手法もヒントにしながら、ご夫婦でより良い協力体制を築いていただければと思います。

受講者の皆さま、ゲストでご協力くださった育休経験パパの皆さま、主催の北九州市役所 女性活躍推進課の皆さま、本当にありがとうございました。すべての子どもたちに、そして子育てに取り組む皆さまに、明るい未来が訪れることを心から願っています!

Special Thanks!

今回の「パパスイッチ研修」は、福岡県 北九州市役所の子どもが生まれる予定、もしくは生まれた男性職員向け必須研修として開催されました。

男性の育休取得率の全国平均が約14%である中、北九州市役所の男性職員の育休取得率は60%超え(令和3年度)。自治体の中だけで見ればトップクラスの取得率ですが、「数値は上がったが、家事・育児の大半を女性が担っている現状がある。職員自身が学ぶことで、より良い市民サービスにも繋がる」という観点で、“とるだけ育休”ではない“中身の伴った育休”の推進に向けて『夫婦会議®︎』のメソッドを用いた研修を導入いただきました。

受講いただいた職員の皆さまに対してはもちろん、研修の内容が市民の皆さまの「ワーク・ライフ・バランスの充実」に役立ちましたら幸いです。ありがとうございました!

 

研修概要

■研修名:「パパスイッチ研修」〜パパのためのワーク・ライフ・バランス講座〜
■日 時:2022年7月25日(月)、7月26日(火)、8月9日(火)
     ※全日共に10:00~16:00
■内   容:育児期の家庭と仕事の充実に向け、普段の働き方、家事・育児の夫婦間の協力体制を見つめ直しながら、パパとして、夫として、新しい家族を迎える上で知っておくべきこと&準備できることを学ぶ研修です。 講師からの一方的な話を聞くだけでなく、個人ワークや参加者同士の座談会などを通じ双方向で気づきと学びを深めます。
■主 催:北九州市 総務局 女性活躍推進課(福岡県)

Logista株式会社では、夫婦会議推進プロジェクトの一環で、2019年より福岡県北九州市様より、男女共同参画や女性活躍推進の事業を受託し、『夫婦会議®︎』のメソッドを用いた市民向けの講座や、職員向けの研修を担当させて頂いています。

フォトギャラリー

『夫婦会議®︎』をはじめてみませんか?

『夫婦会議』とは、人生を共に創ると決めたパートナーと、より良い未来に向けて「対話」を重ね、行動を決める場のことです。

自分一人の意見を通すため・相手を変えるために行うものではありません。特に育児期においては、わが子にとって、夫婦・家族にとって「より良い家庭環境」を創り出していくことを目的に行います。

家庭は社会の最小単位であり、子どもたちが最初に触れる社会そのもの。大切なことを前向きな気持ちで対話していける夫婦であるために、新習慣として取り入れてみませんか?

※『夫婦会議』はLogista株式会社の登録商標です。

『夫婦会議®︎』のツール

夫婦で産後をデザインする「世帯経営ノート」
https://www.logista.jp/fufukaigi/setaikeieinote/

■対象:妊娠・産後・育児期のご夫婦
■受賞:キッズデザイン賞「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」
夫婦の土台づくり、妊娠・産後・育児期の新たな夫婦の協力体制づくりにオススメの夫婦会議ツール。
ビジョン、家事、子育て、仕事、お金、住まい、セックス、自由時間、美容・健康、人間関係(祖父母との関係など)、産後にズレが生じがちな10のテーマに的を絞って質問や例題を設定。夫婦間の本音や変化に寄り添い「対話」をサポートします。新婚さんや妊活中のご夫婦など、先々の子育てを見据えた方にもご愛用頂いています。

夫婦で未来をデザインする「夫婦会議ノート」
https://www.logista.jp/fufukaigi/fufukaiginote/

■対象:すべてのご夫婦
世帯経営ノートを1冊終えたご夫婦や、夫婦会議を習慣化したいご夫婦、自由に夫婦会議の議題設定をしたいご夫婦にオススメの夫婦会議ツール。ライフステージを問わず、1冊で「24回」夫婦会議をお楽しみいただけます。夫婦で話し合うことに難しさや苦手意識があるご夫婦にも、前向きに「対話」を進めていただけるよう、「対話のコツ」や「夫婦会議のテーマ・議題例(77個)」を収録しています。