男女共に仕事と育児を両立できる職場環境の醸成に向けて、様々な研修や制度を整備されている株式会社三菱UFJ銀行さま。
今回、「パートナーとの対話を通じて、より納得のいく産育休からの復職を果たしてほしい」という思いを背景に、夫婦の対話メソッド『夫婦会議®︎』を導入。復職サポートプログラムの一環で、『夫婦会議®︎』のセミナーを初開催いただきました。
・研修名:産育休からの復職を応援!『夫婦会議®︎』セミナー
・日 程:2024年2月3日(土)10:00〜11:30
・会 場:オンライン(zoom)
・対 象:主に、産育休中or復職1年以内の方とそのパートナー。
妊娠中or育児両立中の方とそのパートナーの参加も可。
・講 師:Logista株式会社 共同代表『夫婦会議®』開発研究者
長廣百合子(妻)、長廣 遥(夫)
セミナーには「116組」のお申し込みがあり、うち「83組」の方がリアルタイムで参加。
事前の参加理由として、
・まさに仕事と家庭の両立に悩んでいたから。
・夫婦間の役割分担に不満あり!この状況を改善したいから。
・復職に向けて、夫婦間のモヤモヤを事前に理解しておきたいから。
・2人目出産後に、夫との意見の食い違いが発生することが増えたから。
・職場復帰後のイメージを掴み、夫婦で今後を考える良い機会になると思ったので。
・こうした機会が無いと、パートナーとの役割分担が曖昧なまま復職することになりそうだから。
・パートナーに当事者意識を持ってもらいたい。意識改革に第三者目線の意見が役立つと思ったから。
などリアルなお声が寄せられた中、開催後に実施したアンケートでは93%の方が「有益性が高い」と回答。
更に、「仕事と家庭の協力体制づくりに役立ちそう」と答えた方が97%、「これから夫婦会議をやってみたい」と答えた方に至っては98%という結果でした。
以下で、参加者の皆さんの感想を含めたセミナーの様子をご紹介します!
97%が「仕事と家庭の協力体制づくりに役立つ」と回答!
「産育休からの復職を応援!『夫婦会議®︎』セミナー」では、
講話①:どこまで知ってる?産前産後のリアル
講話②:はじめよう!夫婦の対話を育む『夫婦会議®︎』
ワーク:考えよう!復帰後の家庭と仕事のベストバランス
の3つのステップで、産育休からのスムーズな職場復帰に向けた「夫婦の対話」を後押し。
前半の講話では、「家庭と仕事の両立」を巡る問題や「産後うつ・産後クライシス・離婚」などの産前産後のリアルについて、講師の長廣夫婦やリサーチを重ねてきたご夫婦の実例を交えて解説。妊娠・産後・育児期に夫婦間ですれ違いが生じやすくなる背景を踏まえながら、仕事と育児の両立に向けた考え方や行動のヒントとして、夫婦の対話メソッド『夫婦会議®︎』をご紹介しました。
また、後半のワークでは、復帰後の家庭と仕事のベストバランスを考える、プチ『夫婦会議®︎』を実施。参加者それぞれに「わたしたち」で答えを創り出す「対話」への一歩を踏み出していただきました。
実施後の感想では・・・
復職に向けて、家事分担や子どもと接する時間の取り方などについて夫と話し合えて良かったです。 |
パートナーの意識改革になり大変よかったです!ありがとうございました。 |
上司の案内で参加しましたが、産前産後に限らず夫婦生活を送る方全てに有益な内容だと思いました。講師の方が「夫さん・妻さん」と呼んでいるのも、互いを尊重しているように響き新鮮でした。 |
復職後は大丈夫だろうかと不安が募る中、とても良いキッカケとツール(世帯経営ノート)をいただけました。ありがとうございます。 |
ナガヒロご夫妻のお話含め、何となくお互いに言語化せずに共有していた部分を改めて伝えあう大変良い時間になりました。早速『夫婦会議®︎』を取り入れよう!と夫婦で決めました。 |
日々忙しく夫婦の対話の時間を取ることが難しかったが、今回のセミナーを通して夫婦で話し合う対話の時間を確保していきたい!と思えるきっかけになりました。 |
長廣ご夫妻の生々しい実体験を聞くことができて非常に参考になりました。特に産後クライシスの体験談が、私の現状を表しているようでハッとさせられました。今回のセミナーは、当行で育休を取られる方は受講必須にしても良いくらいだと思います。 |
女性目線だけでなく、男性目線でも産前産後に感じていたことを伺うことができてよかった。講師が夫婦で、男性からの意見・発言もあったので、パートナー(夫)も受け入れやすかったのだと感じました。 |
講師のご夫婦が当事者のため、アドバイスに説得力や納得感があった。綺麗事だけでなく、ご自身の経験した夫婦間の危機も踏まえてのお話がたくさんあり、親近感も持てました。 |
妻だけが頑張る必要もないと言うのはよく聞くが、夫側の心境も知れて良かった。対話の必要性は認識していたが、どのように夫と話せばよいのか困っていたので、良い題材になりました。 |
など、意識変化や行動変容の兆しを感じるご感想をたくさんお寄せいただきました。
また、一緒にご参加のパートナーさんからも、
さすがMUFG!有意義な機会でした。時間を見つけて定期的に『夫婦会議®︎』をしたい。 |
有益な復職準備に繋がりました。このような機会を人事部が用意してくれるなんて良い会社!恵まれていると思いました。 |
一緒に参加することで、妻が何に困っているのか、どんなことをされると嫌な気持ちになるのかなど理解するキッカケになりました。 |
講師の方のお話が、自分たち夫婦が話し合う議題を考える際の参考になりました。興味深く受講させていただきました。 |
とても有益なコミュニケーションの機会になり大変ありがたかったです。夫婦で力を合わせていこうと思います! |
しっかり話し合って、より良い家庭を築いていきたいと思いました! |
などのお声を多数お寄せいただきました。ありがとうございます!
産育休からのスムーズな復職はもちろん、根底にある「家庭も仕事も両方大切にしたい」「子どものためにも夫婦で協力し合いたい」という思いを実現していけるように。今回のセミナーでご紹介した、夫婦の対話メソッド『夫婦会議®︎』がお役に立てたら幸いです。
アフターフォローとして株式会社三菱UFJ銀行さまより進呈いただいた『夫婦会議®︎』の専用ツール「世帯経営ノート」も活用の上、夫婦でキャリアを考え対話する機会をたくさんつくってみてください。仕事も家庭も充実した子育てライフになるよう願っています!
Special Thanks!
男性の育児参画を促進する独自の取り組み「Ten Plus Ten」をはじめ、「男女ともに仕事と育児を両立できる職場環境」に向けた制度やプログラムを充実させてきた株式会社三菱UFJ銀行さま。
これまでにも、休職・復職前後の社員の柔軟な働き方や継続的なキャリア形成をサポートすべく、様々な機会創出に取り組んできた中、今回新たに夫婦の対話メソッド『夫婦会議®︎』を導入。「パートナーとの対話を通じて、より納得のいく産育休からの復職を果たしてほしい」という思いを背景に、復職サポートプログラムの一環で『夫婦会議®︎』のセミナーを初開催いただきました。
以下で、本セミナーご担当の皆様からのコメントをご紹介します!
導入企業より
株式会社 三菱UFJ銀行
人事部採用・キャリアグループ
次長 鶴岡 祐 様
当行では、社員が各々のライフステージにおいて持続的に成長・活躍できる環境の実現をめざしており、その一環として年間1,750名の産育休取得者がシームレスに職場に復帰し、仕事と育児の両立をサポートする仕組み作りを進めてきました。
復職経験者およびマネジメント約1,000人を対象にとったアンケート結果も踏まえ、業務スキルや円滑なコミュニケーション方法にフォーカスした5つのコンテンツを新設。既存の7つの施策と組み合わせ、12のコンテンツから成る復職サポートプログラム「パレット」を2023年10月から開始しました。
「パレット」の1つ、パートナー参加型セミナーは、主に女性のキャリア形成支援・男性育児推進を目的に、キャリアのトランジションを育児両立中の社員本人だけでなく、パートナーと一緒に考えることで、お互いの仕事やキャリア、今後の子育てについて考え、働き方を見直す機会に繋げる場。今回導入した『夫婦会議®』のセミナーは、こうした趣旨の元、2024年2月に開催しました。
今後も当行では、産育休からの復職、復職後の仕事と育児の両立という人生の転換期をシームレスにつなぐサポートを通じて、社員一人ひとりが様々なライフステージにおいてキャリアを継続しながら活躍できる組織、社会の実現に貢献することをめざしてまいります。
株式会社 三菱UFJ銀行
人事部採用・キャリアグループ
八重尾 えみ 様 、浅井 涼 様
2023年度のパートナー参加型セミナーは、夫婦双方の視点を織り込んだプログラムにしたいと考え、Logista長廣夫妻に登壇をご依頼し、『夫婦会議®』セミナーを実施しました。「対話」をコンセプトに、長廣講師による講演を通じて社員本人がパートナーと一緒に両立や協力方法について考えるペアワークも行いました。
100組以上の申し込みがあり、セミナーに参加した社員からは、「仕事と家庭の協力体制づくりの役に立った」、「パートナーと一緒に聞くことで、普段話したことのなかった話題についての意見を交換することができた」、「夫婦会議をやってみたいと思った」との声が多く寄せられ、パートナーと共に育て、互いのキャリアを応援するための「対話」に繋がったと考えています。
最後に・・・
Logista株式会社の長廣 百合子(妻)・長廣 遥(夫)です。
DE&I推進の一環として掲げる「男女共に仕事と育児を両立できる職場環境づくり」に向けて様々な施策を展開されている三菱UFJ銀行さま。今回のセミナー開催は、2015年の創業以来、子育て支援企業として産前産後の夫婦を取り巻く社会課題の解決に向け『夫婦会議®︎』を推進してきたLogistaのビジョン、「未来を担う子どもたちに、より良い家庭環境を創り出していける夫婦であふれる社会を目指す」にも通じる大切な一歩になりました。
仕事と家庭の「両立の危機」や、産後うつ・虐待などの「命の危機」、産後クライシス・離婚などの「家庭崩壊の危機」をどう防ぐ・乗り越えていくのか?子どもたちが最初に触れる社会「家庭」において、親になる夫婦がどのような家庭環境を子どもたちに創り出していくのか?
こうした問題を個人の問題と突き放さずに、職場からも「夫婦でキャリアを考え、対話する機会」を促進することは、「子どもたちのより良い成長」にコミットすることはもちろん、夫・妻、父・母としての自分など、仕事だけでは語り尽くせない「従業員の人生そのものをサポート」することに繋がります。
何より、キャリアの不安に直面しがちな産休・育休というタイミングで、三菱UFJ銀行さまのように「パートナーとの対話」に着眼したサポートを行うことは、当事者である従業員ご夫婦はもちろん、将来的に結婚・子育てを見据えた従業員の皆さまにとっても励みとなるはずです。
私たちLogista株式会社も、引き続き『夫婦会議®︎』でより良い夫婦の対話とパートナーシップ、そして子どもたちの未来に貢献できるよう力を尽くして参ります!ありがとうございました!
Logista株式会社 共同代表|『夫婦会議®︎』開発研究者
長廣 百合子(妻)、長廣 遥(夫)
『夫婦会議®︎』を始めてみませんか?
『夫婦会議®︎』とは、
人生を共に創ると決めたパートナーと、
より良い未来に向けて「対話」を重ね、
行動を決める場のことです。
自分ひとりの意見を通すため、相手を変えるために行うものではなく、「わたしたち」で答えを創るためのもの。
特に育児期においては、わが子にとって、夫婦・家族にとって「より良い家庭環境」を創り出していくことを目的に行います。
家庭は社会の最小単位であり、子どもたちが最初に触れる社会そのもの。『夫婦会議®︎』は、ちょっとしたことから大切なことまで、前向きな気持ちで「対話」できる家庭環境づくりを応援します。
※『夫婦会議®︎』はLogista株式会社の登録商標であり、⽇本初の夫婦の対話メソッドです。模倣サービスにご注意ください。
(国内法人で夫婦の話し合いを支援する対話サービスは日本初となります。2017年4月 当社調べ)
※『夫婦会議®︎』は「第16回ペアレンティングアワード|コト部門(2023年)」を受賞しました。
『夫婦会議®︎』のツール
夫婦で産後をデザインする「世帯経営ノート」
https://www.logista.jp/fufukaigi/setaikeieinote/
■対象:妊娠・産後・育児期のご夫婦
■受賞:キッズデザイン賞「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」
夫婦で産後をデザインする「世帯経営ノート」は、妊娠・産後・育児期の夫婦の対話と協力体制の土台を育む『夫婦会議®︎』ツールです。ビジョン、家事、子育て、仕事、お金、住まい、セックス、自由時間、美容・健康、祖父母との人間関係など、産後にズレが生じがちな10のテーマに的を絞って質問や例題を設定。夫婦間の本音や変化に寄り添い「対話」をサポート。新婚さんや妊活中のご夫婦など、先々の子育てを見据えた方にもご愛用頂いています。
夫婦で産後をデザインする「夫婦会議ノート」
https://www.logista.jp/fufukaigi/fufukaiginote/
■対象:すべてのご夫婦
夫婦で未来をデザインする「夫婦会議ノート」は、ライフステージや世代を問わず、すべてのご夫婦の対話と協力体制を継続的に育む『夫婦会議®︎』ツールです。世帯経営ノートを1冊終えた/『夫婦会議®︎』を習慣化したい/自由な議題設定で『夫婦会議®︎』を楽しみたい…そんなご夫婦にオススメです!夫婦で話し合うことに難しさや苦手意識があるご夫婦にも「対話のコツ」や「夫婦会議のテーマ・議題例(77個)」を参考にカンタンに『夫婦会議®︎』を始めていただけます。
「夫婦会議推進プロジェクト」
夫婦会議推進プロジェクト
https://www.logista.jp/together-fufukaigi/
“わたしたち”を主語に、より良い未来に向けて夫婦で対話を重ね、行動を決めていく『夫婦会議®︎』。Logista株式会社では企業・自治体・産婦人科・個人の皆様を対象とした連携プラン「夫婦会議推進プロジェクト」をご案内しています。『夫婦会議®︎』で、妊娠・産後・育児期のパパ・ママを一緒に応援しませんか?