2014年に話題になったこちらの動画をご存知ですか?
American Greetingsというアメリカのグリーティングカードメーカーが「母の日のキャンペーン」のために製作した動画。
「世界で最も過酷な仕事」と書かれた求人広告を見て応募してきた人と、ビデオチャットで面接を実施した様子が映し出されています。
- 人材募集:世界で最も過酷な仕事
- 職 種:Director of Operation(現場総監督)
- 勤務時間:基本24時間(週135時間以上/週7日)、徹夜あり、休憩はほとんど無し
必須能力:交渉力、交際力、医学、金融学、栄養学
特 徴:複数のプロジェクトを担う- 立ち仕事で体力を使う仕事が多い
- 常に周りに注意を払う必要がある
備 考:休日やクリスマス、正月にはさらに仕事が増える- ランチはすべての同僚の後に食べることになる
- すでにこの仕事を担ってきた人(先輩)が数十億人いる
給 与:0円(ボランティアのような感じで完全無給)
想像を超えた労働条件に「ありえない」「クレージーだ」と呆れる求職者たちですが・・・
その仕事が「お母さん」だと知った時の笑いと涙、深く納得した表情がとても印象的です。
筆者もこれを見て、母のことを思い浮かべました。
そして、涙しました。
自分の母を含めて、こうしたストイックさで家族を支えてきてくれた世代のお母さん方が確かにいる。
そのことにまず、頭が下がる思いがしたからです。
しかしその一方で、「世界で最も過酷な仕事」と言われる状況を、お母さんの当たり前にし続けて良いはずがない!という問題意識もふつふつ。皆さんは、どんな気持ちになりましたか?
夫婦で動画の「感想」を共有してみませんか?
性別や働き方においても「多様性」が認められる時代。
当然、「お母さんの在り方」もいろいろと広がってきています。
そうした中で、この動画を夫婦で一緒に視聴したらどんな感想が出てくるのか・・・ちょっと気になりませんか?
・こんな状態を続けていたら夫婦喧嘩が増えそう。
・自分には無理!夫と協力して過酷な状況を乗り越えていきたい。
・片方だけ過酷なのはフェアじゃない。でも二人とも過酷っていうのも嫌(笑)
・妻の健康が心配。このままの働き方で、子どもにも夫にも良い影響はあるのかな…。
・そもそも過酷な状況を回避するアイディアを夫婦で話し合えたら良さそう。
・子どもが親になった時に真似させたい働き方…ではないかな。
などなど、きっと色んな感想や意見が出てくるはず!
そこから更に、
母親=「世界で最も◯◯な仕事」
父親=「世界で最も◯◯な仕事」
の「◯◯」に、わたしたちならどんな言葉を入れる?
なんて話題に転じていけば、「どんな親でありたいか」というビジョンを夫婦で共有する機会にも発展するかもしれません♪
動画はたったの4分。
あなたも夫婦で視聴して感想を共有しながら、お互いの理想の母親像・父親像の話で盛り上がってみませんか?
「母の日」を親子で夫婦で楽しもう!
何はともあれ、「母の日」が親子で夫婦で楽しめる1日でありますように。
そしてもし、今のあなたが(あるいはパートナーが)「お母さん」としての自分に疲れていたり、自信を無くしてしまっていたとしても、「お母さんって、最高に楽しい!」と、いつの日か思えますように。
お母さんという仕事が「世界で最も過酷な仕事」から、「世界で最も幸せな仕事」「世界で最も愛のある仕事」などと紹介される時代がくるように。母親・父親としての人生を歩むご夫婦の皆さんが、お互いの健康や命を大切にしながら、子どもたちと幸せな日々を過ごせるように。
今よりもっとポジティブなイメージで、「いつかお母さんになりたい/お父さんになりたい!」「もう一人子どもを産みたい!」・・・そんな風に思う人が増える未来を、『夫婦会議®︎』は後押ししていきます。
お母さん、ありがとう。
親子で夫婦で、素敵な「母の日」を迎えられるよう願っています!
『夫婦会議®︎』をはじめてみませんか?
『夫婦会議®︎』とは、
人生を共に創ると決めたパートナーと、
より良い未来に向けて「対話」を重ね、
行動を決める場のことです。
自分ひとりの意見を通すため、相手を変えるために行うものではなく、「わたしたち」で答えを創るためのもの。
特に育児期においては、わが子にとって、夫婦・家族にとって「より良い家庭環境」を創り出していくことを目的に行います。
家庭は社会の最小単位であり、子どもたちが最初に触れる社会そのもの。『夫婦会議®︎』は、ちょっとしたことから大切なことまで、前向きな気持ちで「対話」できる家庭環境づくりを応援します。
※『夫婦会議®︎』は、Logista株式会社の登録商標であり、日本初の「夫婦の対話」メソッドです。模倣サービスにご注意ください。
※『夫婦会議®︎』のツール・サービスは、“対話”によるコミュニケーションを重視しており、他に「キャリアデザイン/子どもの発達・成長/産後ケア/周囲との結びつき」などの観点を用途に応じて織り交ぜ開発しています。