ご機嫌いかがですか?
夫婦の対話メソッド『夫婦会議®︎』開発研究者 Logista株式会社のナガヒロ夫婦です♪
突然ですが、「ルール」という言葉にどんな印象を持ちますか?
「ルールがあると安心」という方もいれば、
「ルールと聞くだけで少し身構えてしまう」という方もいるでしょう。
けれど、『夫婦会議®』を続けていく中で、多くのご夫婦の間に一度は浮かんでくる問いがあります。
それは、「ルールってあったほうがいいのかな?」という問いです。
決めすぎると窮屈になりそう。
でも、何も決めないと話し合いが曖昧になる気がするーー。
今回は、そんな揺らぎの中で“わが家なりのスタイル”を見つけていった、2つの『夫婦会議®』体験談をピックアップ。
どちらにも共通しているのは、揺れながらも「わたしたち」で整えていくリアルな夫婦の姿でした。
ルールが「わたしたち」のスイッチになる
まずご紹介したいのが、「夫婦会議アンバサダー®」ゆっこさんの体験談です。
▶︎ 「質問は夫からもする」ルールを決めたら、夫婦会議®がもっと“ふたりごと”になった話。
この『夫婦会議®』体験談の中には、
とても静かな、でも見逃せない一文があります。
なんとなく「私ひとりでやってるのかな?」って思う瞬間もありました。
日頃から「世帯経営ノート」や「夫婦会議ノート」で家事や家計のことを話し合っているゆっこさん夫婦。
でもある時、ゆっこさんは「ちょっと一方通行っぽくなってるかも」という微妙なコミュニケーションの偏りに気づきました。
実際に、議題を提供した人や話すのが得意な人が進行役になるケースは珍しくなく、それ自体は大きな問題ではありません。
ただ、何の合意もないまま「夫婦間の役割が恒常化」したり、「問いかけるのも、進行するのも、気づけばいつも自分」と片方が負担に感じたりする状況は、長い目で見ると避けたいもの。
特に、『夫婦会議®』は「わたしたち」で答えをつくるためのものですから、話し始めのきっかけが夫と妻のどちらにあったとしても、その議題に向き合うと決めた以上「わたしたち」で取り組む姿勢が大切になってきます。
そこでゆっこさん夫婦が決めたのは、「質問は夫からもする」というシンプルなルールでした。
責めたいわけじゃない。
不満をぶつけたいわけでもない。
ただ、ちゃんと “キャッチボール” できるふたりでいたい。
違和感を見過ごさず、少し立ち止まって夫婦のコミュニケーションの在り方を確認し合ったゆっこさん夫婦。
たった一つのルールですが、その効果はとても本質的で、体験談の後半には…
保険のこととか、ちょっと面倒だな〜ってテーマでも、夫のほうから「今度話そうか」って言ってくれるようになったんです。
という夫さんとのエピソードと共に、『夫婦会議®』が「わたしたち」のための時間へと進化していく様子が、等身大の言葉で綴られています。
問いは、関心のあらわれ。
問いは、主体性のサイン。
ルールはお互いを縛るためではなく、「わたしたち」で向き合うスイッチになる…そんな気づきを与えてくれる、『夫婦会議®』の体験談です。
決めたルールが続かない…それは「変化」の証
一方で、「決めたルールが成り立たなくなった」というエピソードもあります。
「夫婦会議アンバサダー®」みーさんの、こちらの体験談です。
▶︎ 「どうやって続ける?」『夫婦会議®』して決めたルールが、成り立たなくなった話
「世帯経営ノート」や「夫婦会議ノート」を前に、最初の『夫婦会議®』で丁寧に決めた、みーさん夫婦のルール。
・土曜の夜、子どもが寝てから
・ただし、話し合いに向かない日は除く
・時間は1時間程度
・「世帯経営ノート」「夫婦会議ノート」への記入は交代制
・『夫婦会議®』中やその他、話したいテーマができた時はリスト化して別の機会に『夫婦会議®』をする
「疲れていて話し合いに向かない日は、無理にやらない」というスタンスを確認し合って、『夫婦会議®』のハードルをぐっと下げることに成功したこと。夫さんから「記入を交代制にしよう」と提案があり、「一緒にやろうとしてくれているんだな」と感じられたこと。そんなエピソードと共に、前向きな気持ちで『夫婦会議®』を続けていくためのルールを決めていく様子がとても印象的です。
ところが…
体調を崩したり、疲れが溜まって夜に話す余裕がなくなったり、子どもの寝る時間が遅くなったりという日々が積み重なるうちに、「あれ、最近『夫婦会議®』できてないよね?」と、気付く瞬間がやってきます。
実際に、一度はお互いに納得して決めたルールでも、現実の中では揺らぐもの。
みーさん夫婦も、ほどなくして「決めたルールが成り立たなくなる」という現実に直面したのです。
でもそれは、みーさん夫婦にとって「後退」ではありませんでした。
・生活が変わったこと
・子どもが成長したこと
・自分たちの状態が変わったこと
それに気づけたこと自体が、『夫婦会議®』を取り入れた成果だったように思います。
この言葉に表れているように、最初にルールを決めていたからこそ「変化」に気づくことができたみーさん夫婦。
その後、ごく自然な形で「週末の子どもの習い事の時間に、カフェで『夫婦会議®』をする」という、今の自分たちの生活に合った『夫婦会議®』のやり方を見つけていく様子が体験談の後半にかけて綴られています。
今は年長までの習い事だから成り立っている形。
小学生になったら、またきっと見直しが必要になります。
ルールは守り続けることが前提じゃない。
その時々の「わたしたち」の暮らしに合わせて整え直すもの。
何度でも「わたしたち」で見直せる関係性の大切さを感じさせてくれる、そんな『夫婦会議®』の体験談です。
「わたしたち」を育む、小さな約束
今回ピックアップした2つの『夫婦会議®』体験談を通して見えてきたことは、ルールはやり方を固定化するものではなく「偏りを整える」ことや「変化に気づく」ことに繋がるというものでした。
それはつまり、今の「わたしたち」に合うスタイルを選び続けるということ。
ゆっこさん夫婦は、小さな違和感を見過ごさず、問いを交わす約束を。
みーさん夫婦は、暮らしの変化に気づき、やり方を整え直す選択を。
どちらも、立ち止まって「わたしたち」でルールに向き合うなかで、前向きな『夫婦会議®』への一歩を重ねていけたのだと思います。
でもそれは、「ルールがあるから続く」というよりも、「ルールを話題にできる関係があるから続く」ということなのかもしれません。
『夫婦会議®』のルールは、あくまでも「わたしたち」で向き合うことを後押ししてくれるキッカケです。
揺れながら、少しずつ「わたしたち」仕様へ。
もし今、『夫婦会議®』の中でコミュニケーションに偏りを感じたり、少し続けづらくなっていたりするなら、それは整えどきのサインかもしれません。
あなたのご家庭でも、「わたしたち」を育む小さな約束を、ひとつ交わしてみてください。
そこからきっと、また新しい『夫婦会議®』が始まります。
『夫婦会議®︎』を始めてみませんか?
『夫婦会議®︎』とは、
人生を共に創ると決めたパートナーと、
より良い未来に向けて「対話」を重ね、
行動を決める場のことです。
自分ひとりの意見を通すため、相手を変えるために行うものではなく、「わたしたち」で答えを創るためのもの。
特に育児期においては、わが子にとって、夫婦・家族にとって「より良い家庭環境」を創り出していくことを目的に行います。
家庭は社会の最小単位であり、子どもたちが最初に触れる社会そのもの。『夫婦会議®︎』は、ちょっとしたことから大切なことまで、前向きな気持ちで「対話」できる家庭環境づくりを応援します。
※『夫婦会議®︎』は、Logista株式会社の登録商標であり、日本初の「夫婦の対話」メソッドです。模倣サービスにご注意ください。
※『夫婦会議®︎』のツール・サービスは、“対話”によるコミュニケーションを重視しており、他に「キャリアデザイン/子どもの発達・成長/産後ケア/周囲との結びつき」などの観点を用途に応じて織り交ぜ開発しています。
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夫婦で産後をデザインする「世帯経営ノート」
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■対象:妊娠・産後・育児期のご夫婦
■受賞:キッズデザイン賞「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」
夫婦で産後をデザインする「世帯経営ノート」は、妊娠・産後・育児期の夫婦の対話と協力体制の土台を育む『夫婦会議®︎』ツールです。ビジョン、家事、子育て、仕事、お金、住まい、セックス、自由時間、美容・健康、祖父母との人間関係など、産後にズレが生じがちな10のテーマに的を絞って質問や例題を設定。夫婦間の本音や変化に寄り添い「対話」をサポート。新婚さんや妊活中のご夫婦など、先々の子育てを見据えた方にもご愛用頂いています。
夫婦で未来をデザインする「夫婦会議ノート」
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夫婦で未来をデザインする「夫婦会議ノート」は、ライフステージや世代を問わず、すべてのご夫婦の対話と協力体制を継続的に育む『夫婦会議®︎』ツールです。世帯経営ノートを1冊終えた/『夫婦会議®︎』を習慣化したい/自由な議題設定で『夫婦会議®︎』を楽しみたい…そんなご夫婦にオススメです!夫婦で話し合うことに難しさや苦手意識があるご夫婦にも「対話のコツ」や「夫婦会議のテーマ・議題例(77個)」を参考にカンタンに『夫婦会議®︎』を始めていただけます。
『夫婦会議®』体験談|Pick Up
本記事は、「夫婦会議アンバサダー®」が、公式note みんなの『夫婦会議®』体験談 で発信している実践記録をもとに、夫婦会議ナビ編集部がピックアップし、ご紹介しています。
「夫婦会議アンバサダー®」は、「世帯経営ノート」「夫婦会議ノート」などの専用ツールを用いて『夫婦会議®』を実践し、その体験を次のご夫婦へとつないでいく公式活動です。より良い夫婦の対話とパートナーシップを育み、子どもたちにより良い家庭環境を届けることを目指し、国内外20名強のメンバーが活動しています。
『夫婦会議®』が掲げる10のテーマ(ビジョン・家事・子育て・仕事・お金・住まい・セックス・自由時間・美容と健康・人間関係)に沿って紡がれる、リアルな夫婦の対話をお届けします。
執筆者|ナガヒロ夫婦
Logista株式会社 共同代表 『夫婦会議®』開発研究者
⻑廣 百合⼦(妻)・⻑廣 遥(夫)
11歳・長女と4歳・長男を育てる二児の親。
第一子誕生を機に、産後の“夫婦のパートナーシップの危機”に直面。仕事と家庭の両立問題や、産後うつ・産後クライシスを乗り越え、2015年7月7日の七夕の日に、⼦育て⽀援会社 Logista株式会社 を夫婦で起業。未来を担う子どもたちのために、より良い家庭環境を創り出せる夫婦であふれる社会の実現に向け、夫婦の対話メソッド『夫婦会議®』を開発。
開発した『夫婦会議®』ツールの内、夫婦で産後をデザインする「世帯経営ノート」はクチコミを中心にメディアで話題となり「第13回キッズデザイン賞(2019年)」を受賞。また、『夫婦会議®︎』の取り組みは人気育児雑誌7誌が選ぶ子育てトレンド「第16回 ペアレンティングアワード(2023年)」を受賞。結婚・妊娠・産後・育児期の夫婦に寄り添う支援策として、全国各地の企業・自治体・産婦人科・保育施設で導入の輪が広がる。2025年12月時点で約3万組(6万人)を超えるご夫婦が『夫婦会議®』活用中。
