2019年10月17日(木)は小城市 協働のまちづくり講座にお招きいただき「夫婦会議のすすめ 〜新しい子育て支援から考えるまちの未来〜」と題して、小城市内で市民活動を行う方々に向けて2時間ほどお話をさせていただきました。
講座では、産前・産後に夫婦間ですれ違いが生じやすくなる理由や、夫婦関係が子どもに与える影響を考えて頂きながら、夫婦会議を行う意味を解説。
「夫婦会議 推進プロジェクト」が、自治体や産婦人科、企業と連携しながら広まっている背景をかいつまんでご紹介させていただきました。
終了後に頂いた感想では…
・家族・家庭に対する何となくの「想い」を文字にすることで、”自己理解”できました。
・産後の子育て期に出会っていれば、現在が変わっていただろうなと・・・。
・会話でなく対話が必要である事、相手がどんな情況か考えるきっかけを与えてもらいました。
・子どもは親の姿を思っている以上に見ていると感じました。
・今後の自分達の夫婦のありかたを考え、対話をしなければいけない!
・講師のお二人のテンポがすごく心地よかったです。"対話"の大切さを、あたらめて感じました。
・まちづくりは人がいてこそ!最初は正直、まちづくりの講座なのに夫婦の事?とピンときていませんでしたが…少子化にも影響するお話で、とても役立つ内容だと思いました!
・まずはビジョンを共有する…議論の先の対話が重要。世帯という最小単位の共同経営から学ぶ時間でした。
などの感想をお寄せいただきました。
普段私たちが行う「夫婦会議の始め方講座」「夫婦会議の体験講座」で接する方は、妊娠〜産後・育児期のご夫婦が中心。今回お集まりいただいた20名弱の皆さまは、独身の方の他に、子育てが一段落された方、子育て支援のお仕事をされている方など多様な目的意識で参加頂いていたわけですが、そうした中で「自分ごと」として捉え直し「子どもたちが最初に触れる社会である "家庭"から、まちづくりを考える」ことの意味を掴んでいただけたことは、私たちにとっても大きな自信となりました。
子どもは家庭の中だけで育つわけではありませんが、親の私たちが思う以上に「夫婦関係」をしっかり見ています。そのまちで暮らす夫婦の関係がより良いものであることが、より良い家庭づくり、より良いまちづくりへと繋がっていくイメージを共有できたのであれば、これほど嬉しいことはありません。
まちづくりのヒントとして「夫婦会議」に興味を持ってご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
■実施概要
フォトギャラリー
「夫婦会議」をはじめてみませんか?
「夫婦会議」とは、人生を共に創ると決めたパートナーと、より良い未来に向けて「対話」を重ね、行動を決める場のことです。
自分一人の意見を通すため・相手を変えるために行うものではありません。わが子にとって、夫婦・家族にとって「より良い家庭環境」を創り出していくことを目的に行います。家庭は社会の最小単位であり、子どもたちが最初に触れる社会そのもの。大切なことを前向きな気持ちで対話していける夫婦であるために、新習慣として取り入れてみませんか?